2012年08月30日

夜の散歩_1

ネバヤちゃん、
肩凝りがいよいよはがねのようになってきて
頸椎の、肩鎖関節の、ひいては背骨全体の危機が迫ってまいりましたので
なにか運動しましょうぞ、と
スポーツジム探しの旅にでました。

うーん、あれほど大きいつばさを背負っているなら肩甲骨も疲れるわ。
いいところが見つかりますように!
部屋で地図を確かめて、携帯すら持たずにしゅっぱつです。歩くよっ。
道に迷っても許される、特別なお散歩です。☆.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★.。・:*:・゚`☆.。・:☆

ネバヤちゃんと、だいたいの方向を確認しあいながら進みます。
近道をとるか、わかりやすさをとるか、曲がり角にさしかかるとふたりでどきどきしながら道を決めます。
庭だとおもっているエリアでも、一本外れれば勝手が違います。
ショートカットになるんじゃねっつって小さな踏切を選んだら
線路のわきで猫がたくさん寝ていました。
やあ八割れどのー、電車がお耳をひっかけそうですが大丈夫ですかー。
貨物列車が立ち往生していたようで踏切が10分くらい待っても開かず、早々そこはあきらめました。

半分くらい来て、地図の記憶がおぼろげになってきましたので
四つ辻でぎらぎら光る交番に入ります。
「地図見せてください」
「ええどうぞ」
地図とにらめっこするネバヤちゃんと、道を説明してくれるおまわりさん。
しかし私はおまわりさんにビビってしまって、位置情報がいまいち頭にはいってきません。
交番を出て
ネバヤちゃん 「さて、こっちだねえ」
わたし 「うーんわからん」
ネバヤちゃん 「えっ。。。。じゃあもう一軒。。?」
交番は2軒いきました。阿呆め。

とりあえず方角が確認できたので上出来じゃ。
ネバヤちゃん、わたしを橇犬だとおもってくれていいよ!ちゃんと連れていくからね(`・ω・´)
こちらです、とネバヤちゃんの手をひいて進みます。
な ん と 楽 し い 。。。!!!
やさぐれた家屋と激しい車道に挟まれた、ほそっこい歩道ですので、
視覚も聴覚もぎゅっと引絞って、
ママチャリや酔っぱらいや若者やらから
ネバヤちゃんを護らなければなりません。
わんこですから。ちょっとテンションあがりすぎて、あるはずのない尻尾が夜風にあおられるような感触さえしてきますが、とにかく、ネバヤちゃん、たのしいね!ネバヤちゃんとのお散歩がとっても嬉しい!!!あれ、ネバヤちゃんが死んだ魚の目になってるけどどうしたのわたしと居ればだいじょうぶよ!

しかし、肉球にコンクロートがざらざら熱いわ、とまで妄想したあたりで
渡るべき陸橋を通り過ぎてしまってることに気がつきました。
とたんにしょんぼりするわたし。(心底ウザイ)
もともとぐったりしているネバヤちゃん。
しばらく無言で見つめあい、
つないでいた手を持ち替えて
ゆっくりネバ嬢の示す先はケンタッキー、ナゲット半額の旗がひらひら熱風で揺れています。
「よし二箱食うわ」
さしのばす指を両手で握り、うなずきます。
「コカコーラゼロのM」
生気をとりもどしたネバヤちゃんが、すばやくお財布を取り出します。

このときの、ナゲットのまあ、美味しかったことと言ったら(*´∀`)

ひとやすみしたので、お散歩再開です。
来たところを引き返し、ひとけのない陸橋を渡ります。
お盆が過ぎてもまだ8月の暗闇は、なにかふわふわ漂っていそうで
いっそう緊張いたします。
ネバヤちゃんの前後左右に走りまわっておりますが
はしゃいでるんじゃないのよ、
警戒してるのよ、
ふっと神隠しにあったりしないように!
ネバヤちゃんは可愛いですから。
ケンタから持ってきたコーラを飲んでるだけで、もう、まるっきり可愛らしい。
ひまつぶしにストローかじってるその犬歯に私が噛まれたい。うらやましい。

そして視界がひらけると、どどんとスーパーがそびえていました。
何年か前にはなかったなあ。新しいねえ。よし検分してやるあ★
ということでスーパーに寄り道です。
ネバヤちゃんと品物の値段を見てまわります。ふふふ。。いつものスーパーより全然安い。。。Σ(´□`;)
posted by 綿埃雪 at 20:47| 散歩